抗うつ剤や向精神薬とレーシックの関係
新聞やニュースでもよく取り上げられるようにうつ病など心の病を抱える方が
最近は増えているようです。
心の病気とレーシックがどんな関係にあるのかというと抗うつ剤を服用している
場合、それが原因で適応検査で手術不可になるケースがあるからです。
レーシックの不適応条件にも抗うつ剤や向精神薬を服用している場合、薬の種類
によってはレーシックが不適応になるということが書いてあります。
(眼科クリニックのホームページをみてみてください。)
抗うつ剤や向精神薬を服用することで、どうなるかというと
・角膜内皮細胞が減少する
・術後視力の不安定さを招く(フラップに影響?)
・角膜混濁の原因になる
といったことが実際に報告されているので、レーシック手術の安全基準から考えて
該当者は不適応になってしまうわけです。
薬の種類については詳しくはちょっとわかりませんが
⇒http://www.mh-net.com/lecture/kusuri/kusuri.html
このあたりの薬を服用している場合は不適応になるケースが多いみたいです。
「不適応になるケースが多い」としたのはかかりつけ医などと相談したうえで責任を
自分でもてるなら手術ができることがあるからです。
ただ、やはり医者としては危険なのがわかっていて手術するということはあまり
ないように思います。あえて不適応の人の手術しようとする医者はいないでしょう。
なお、あまり普及していませんが、フェイキックIOLという眼内にレンズをいれる方法
であれば角膜内皮細胞に関係なく手術できるのでこちらを勧められるかもしれません。
・・・と以上がレーシックを受ける前までに知っていて欲しい話です。問題はここから。
今現在、薬を服用していてレーシックを考える場合は、抗うつ剤や向精神薬を服用
することの目と視力への影響を適応検査の段階で教えてもらえるからいいのですが、
「術後に抗うつ剤や向精神薬を服用しはじめた場合」は勝手が違ってきます。
精神科医で処方される薬と角膜内皮細胞の関係を知っている人はほとんどいない
でしょうし、何も知らずに薬を服用して、数年後に目に深刻な影響がでた、なんて
ことも考えられなくもないのです。
術後も定期健診にきちんといっていれば問題が深刻になる前に発見できるので
問題ないでしょうが、術後も継続してレーシックの後の目の検査している人が、
どれだけいるか?ということはちょっと疑問です。
将来にわたり、精神科にかからず、薬も飲まないことが一番であるのに越したこと
はないですが、なかなかそうもいってられない状況になることもあるでしょう。
いずれにせよ、レーシックの術後は術後の経過と近視性の眼病の早期発見のため
にも何も異常がなくても眼科にいくこと、抗うつ剤や向精神薬を服用しはじめるのなら
かかりつけ医や眼科医にきちんと相談することが大事です。
「そんなことは知らなかった」ではすまない問題だと思いますから。